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米国ETF、XLE(エネルギーセクター)とは

どうもさむえるです。今回はティッカーシンボルXLEについて見ていきます。

ステート・ストリートという資産運用会社の商品です。ティッカーシンボルXLEは米国のETFです。

アメリカのエネルギーセクターに分散投資することができる銘柄です。

コロナ禍前までは脱炭素化を目指すということもありエネルギーセクターへの投資は人気もなく株価も下げていたのですがコロナのワクチンが接種が開始されて旅行など解禁されたことで原油の需要が回復していきました。そして、去年から悩まされている高いインフレ率とロシアによるウクライナ侵攻とそれによるロシアへの経済制裁によってWTI(原油)の価格が上がっています。したがって石油と天然ガスを生産する企業には追い風が吹いています。

資産分類

資産分類は株式です。エクソンモービルやシェブロンなど石油・天然ガスなどのエネルギーセクターに投資することができます。S&P500に採用される大型銘柄のみを採用してます。

設定日

設定日は1996年12月16日です。20年以上経っていますね。

インデックス

インデックスファンドなので連動する指標があります。それがエネルギーセレクトセクター指数です。その指標に連動するように設定されています。

保有銘柄数

保有銘柄数は21銘柄です。また、エクソンモービルとシェブロンの比重が大きいです。

 

配当利回り

配金利回りは 2.84%です。エネルギーセクターは配当を出す企業が多いのでXLEもしっかりと配当が出ています。

組入上位10銘柄

ティッカー 銘柄名 保有割合
XOM エクソンモービル 23.70%
CVX シェブロン 20.03%
COP コノコフィリップス 4.64%
EOG EOGリソーシズ 4.46%
SLB シュルンベルジェ 4.43%
MPC マラソン・ペトロリアム 4.17%
PXD パイオニア・ナチュラル・リソーシズ 4.08%
PSX フィリップス66 4.07%
KMI キンダー・モルガン 3.85%
WMB ウィリアムズ 3.50%

エクソンモービルとシェブロンだけで約40%も占められています。しかし、この2銘柄は世界6大メジャーと呼ばれていて時価総額もエクソンモービルが約50兆円、シェブロンが約44兆円もあります。日本で一番時価総額が高いトヨタでさえ35兆円なのでこの2銘柄のすごいのかわかります。今年に入ってからアメリカでのインフレとロシアのウクライナ侵攻によって石油と天然ガスの需要が上がっているのでロシアの経済制裁が解除されるかOPECが増産を発表するまではアメリカのエネルギーセクターには追い風です。私は今後しばらくはエネルギーセクターへの投資を続けていこうと思います。

 

参考文献

ステートストリート XLE

https://www.ssga.com/us/en/intermediary/etfs/funds/the-energy-select-sector-spdr-fund-xle

yahoo finance XLE

https://finance.yahoo.com/quote/XLE?p=XLE&.tsrc=fin-srch

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