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AGG(iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF)とは

どうもさむえるです。今回はティッカーシンボルAGGを見ていこうと思います。

ティッカーシンボルAGGは米国のETFです。

ブラックロックという資産運用会社の商品です。

iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF)とも呼ばれます。

設定日

設定日は2003年9月22日です。HYGやPFFとは違いリーマンショックよりも前に設定されています。

PFF(iシェアーズ 優先株式&インカム証券ETF)とは

資産分類

資産の分類は株式ではなく債券です。そして、債券には国が発行する債券と地方自治体が発行する地方債、株式会社が発行する社債の区分があります。

また、利回りが低いかわりに債券の信用格付がAAAが約7割を占めているのでとても値動きが安定しています。

基本的にはHYGとは違って株式投資に対するリスクヘッジとしての使い方になると思います。

HYG(iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債 ETF)とは

インデックス

このファンドはアクティブファンドではなくインデックスファンドです。なので目標とする指標があります。それがブルームバーグ・バークレイズ米国総合 インデックスという指標です。その指標に連動するように設定されています。

保有銘柄数

保有銘柄数が 2022年1月13日付で10,004銘柄ととかなり分散されていますね。今まで見てきたETFは1,000銘柄や2,000銘柄なのでとても多いですね。

分配金利回り

平均利回り1.79%
債券の信用格付がこんなに高くこれだけの利回りを出すことができるのはすごいと思いました。

上位保有発行体

財務省 39.14%
連邦住宅抵当公庫 10.79%
連邦政府抵当金庫 5.66%
ユニフォームモーゲージ担保証券 5.61%
連邦住宅金融抵当公庫 4.41%
連邦住宅金融抵当公庫-GOLD 0.78%
バンク・オブ・アメリカ 0.67%
JPモルガン・チェース 0.62%
モルガンスタンレー 0.43%
ゴールドマンサックス 0.41%

財務省というのは国債のことですね。住宅関連は、住宅ローン債権の多くが証券化されています。その債権を保有しているということですね。

ということはアメリカの方々が住宅を買うときの住宅ローンを使うとおもうのですが、その住宅ローンの返済する際の金利をETFを通して享受できるというわけです。

企業や住宅関連の金融機関などに分散されていますね。逆に企業の保有割合が少ないと感じました。

業種内訳

財務省 39.14%
モーゲージ・パススルー証券 29.96%
資本財・サービス 15.83%
金融機関 8.34%
公益事業 2.19%
商業用不動産担保証券 1.99%
政府機関 1.30%
ソブリン債 1.06%
キャッシュ、デリバティブ等  1.03%
国際機関 0.98%

財務省の国債と住宅ローン債権の割合が多いですね。

最後に

このETFは資産を最大化したい時に投資するのではなく暴落が起こることに対してもリスクヘッジなので利回りが低くて興味が湧かないかもしれませんが持っておくと安心です。
あまりリスクを取ることができない人におすすめです。また、もし若くてリスクが取れる人でもポートフォリオの10%くらいの保有を検討してみては。

 

参考元
ブラックロック iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF
https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/239458/ishares-core-total-us-bond-market-etf

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