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IAU(iシェアーズ・ゴールド・トラスト)とは

どうもさむえるです。今回はティッカーシンボルIAUについて見ていこうと思います。

IAUは米国のETFです。

ブラックロックという資産運用会社の商品です。

iシェアーズ・ゴールド・トラストETFとも呼ばれます。

資産分類

資産分類はコモディティです。

コモディティとは穀物や、金、プラチナ、ビットコインなどの現物資産のことです。

株式は証券と言われる紙でペーパーアセットと言われます。

株式は利益に応じて配当金が配当されたりしますが、コモディティは新たに利益をもたらすわけではないので配当金や分配金というのはありません。

また、株式にはマイナスになることはありませんが、コモディティはマイナスの値を付ける可能性あることは注意しないといけません。

コロナショックで原油先物がマイナスを付けて市場を震撼させましたね。私も丁度原油の先物のチャートを見ていたのですが、最初はどういうことか理解が全くできませんでした。

こんなことってあり得るんだという感覚でした。コモディティは現物資産なので保管場所が重要になってきます。保管場所もないので購入してしまっては保管する場所を借りたりしないといけません。

原油がマイナスを付けたときも保管場所がないのに取引をしていた方が多かったので、保管場所の契約などをして巨額の赤字を出すよりもマイナスでも売った方が赤字は小さくできるという意識が働いてマイナス価格になったのだと思います。

設定日

設定日は2005年1月21日です。

インデックス

インデックスファンドです。金地金価格の変動に概ね連動することを目標としています。

他のETFや投資信託とは違って銘柄の分散は行っていません。金(ゴールド)のみです。

感覚的には金(ゴールド)を買うというニュアンスに近いです。

保有量

金保有量(トン)は、444.36トンです。

なぜ金(ゴールド)よりもIAUを買うべきなのか

もしあなたが会社勤めの正社員なのであれば、金(ゴールド)を直接買うよりもETFで買うことをおすすめします。

なぜならば、株式と金(ゴールド)では税率が違うからです。

会社員であれば株式を証券会社で買う時は特定口座を使うと思います。

金(ゴールド)を買うときは特定口座では買うことができません。つまり、金(ゴールド)で利益が出てしまうと確定申告が必要になってくるのです。

これは、シルバーやプラチナ、コモディティにも同じことが言えます。

ビットコインも株式と税率が違いますよね。

最後に

FIREを目指す上で税金というのは大変重要な問題になってきます。しっかりと意識して資産を増やしていきたいところですね。

しかし、ETFは証券という扱いなので金(ゴールド)と連動するファンド(IAU)を買うことで得た利益を株式として計上できるので特定口座で取引すれば確定申告はしなくてもよくなるのです。

FIREを目指す上で税金というのは大変重要な問題になってきます。しっかりと意識して資産を増やしていきたいところですね。

金(ゴールド)なので分配金はありません。従って利回りは0%になります。

株式投資が攻めの投資だとすると金(ゴールド)は守りの投資になります。その理由は株式が下がると金(ゴールド)は上がるという逆相関の関係にあるからです。

ポートフォリオの10%から20%の範囲内で組み込むで見るのがおすすめです。

参考
Black Rock iシェアーズ ゴールド・トラスト
https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/239561/ishares-gold-trust-fund

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