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LQD(iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF)とは

どうもさむえるです。今回はティッカーシンボルLQDについて見ていきます。

ティッカーシンボルLQDは米国のETFです。

ブラックロックという資産運用会社の商品です。

iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETFとも呼ばれます。

資産分類

資産分類は債券です。債券には国が発行する債券と地方自治体が発行する地方債、株式会社が発行する社債の区分があります。LQDは社債の区分ですね。

債券のETFには下記のような銘柄がありますね。

HYG(iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債 ETF)とは

AGG(iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF)とは

投資適格社債とは

相対的に信用力が高く、債務不履行(デフォルト)リスクの低い債券のことで、格付け会社ムーディーズではBaa格以上、同S&PではBBB格以上に格付けされている。
それより低い格付けのものは「投機的格付債」または「ハイ・イールド債」と呼ぶ。

信用格付というのは指標としてかなり重要です。これからも信用格付を注意して見てみてください。

設定日

設定日は2002年7月22日です。そろそろ20年を経とうとしていますね。設定してからの利回りは5.61%と安定していますね。

インデックス

インデックスファンドなので連動する指標があります。それがMarkit iBoxx米ドル建てリキッド 投資適格指数です。その指標に連動するように設定されています。

保有銘柄数

保有銘柄数は2,473です。とても分散されていますね。

ここ1年間の配当利回りは2022年1月13日時点で2.34%を推移しています。

組入上位10銘柄

JPモルガン チェース 3.02%
バンクオブアメリカ 2.87%
ベライゾン 2.39%
AT&T 2.33%
ゴールドマンサックス 2.20%
シティグループ 2.16%
モルガンスタンレー 2.07%
アップル 1.95%
ウェルズファーゴ 1.93%
コムキャスト 1.91%

コムキャストは初めて知りました。ケーブルテレビ事業者です。S&P500指数にも組み込まれている銘柄でした。

金融機関が上位に多いですね。あとは通信関連も上位に多いことがわかります。

業種

銀行業 23.89%
非景気循環間消費 17.70%
通信 12.69%
テクノロジー 12.49%
エネルギー 8.17%
景気循環消費 6.55%
資本財 4.47%
保険業 3.53%
電機 2.77%
輸送 1.74%

銀行業、通信業が信用が高いということでしょうか割合が高いですね。

信用格付

キャッシュ、デリバティブ等 0.78%
AAA 1.69%
AA 8.04%
A 39.48%
BBB 49.83%
BB 0.17%

投資適格でいうとBBBにあたるので基本的にBBB以上で構成されているので安心して保有できますね。

国債ではないのでデフォルトのリスクは注意しておかないとなりません。

しかし、1社がデフォルトするくらいはあまり影響がないとみても良いと思います。

最後に

社債では他にもHYGがありますが比較的リスク抑えたいのであればLQDをおすすめします。

HYG(iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債 ETF)とは

社債は分配金が貰えるのでFIREを目指す上で持っておきたいですね。

参考元 ブラックロック iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF
https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/239566/ishares-iboxx-investment-grade-corporate-bond-etf

引用元 野村証券 証券用語解説集
https://www.nomura.co.jp/terms/japan/to/t_tekikakusai.html

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