ETF

VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)とは

どうもさむえるです。ティッカーシンボルVTIについて見ていきます。

バンガードという資産運用会社の商品です。ティッカーシンボルVTIは米国のETFです。

バンガード・トータル・ストック・マーケットETFとも呼ばれます。

米国株に投資する人がベンチマークとして参考にしている銘柄ですね。

設定日

設定日は2001年5月31日です。ちょうど20年経ちますね。設定されてからリーマンショックやコロナショックなどを経験していますが高値を更新し続けています。

インデックス

インデックスファンドなので連動する指標があります。それがCRSP米国総合指数です。
その指標に連動するように設定されています。

VTIはあらゆる時価総額規模の米国株式を保有しています。
3500以上の銘柄を保有し、時価総額ベースで比重を割り出しています。
CRSP米国総合指数は米国株式市場全体を投資対象としています。

保有銘柄数

3500銘柄以上です。米国株式市場全体を投資対象としているので毎回変動しています。
とても多いですね。これだけ分散されていればとても安心できます。3500銘柄に分散されているので値動きも激しくありません。また、例え1社が倒産したとしても影響少ないでしょう。

配当利回り

配当利回りは1.46%です。3500以上の銘柄も保有しているのにこれだけの配当が出せるのはとてもすごいことだと思います。配当は四半期ごとに出されています。

PER

PERは25.59倍です。ここ最近は新高値をつけていることもありPERも高くなっていますね。他のETFのPERはVTIのPERと比較することになるのでこの数値は特に重要ですね。

上位10銘柄

ティッカー 銘柄名 保有割合
AAPL アップル 4.90
MSFT マイクロソフト 4.60
AMZN アマゾン・ドットコム 3.33
FB フェイスブック 1.88
GOOGL アルファベット 1.66
GOOG アルファベット 1.56
TSLA テスラ 1.18
BRK バークシャー・ハサウェイ 1.09
NVDA エヌビディア 1.07
JPM JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー 1.06

3500銘柄もあるのに上位10銘柄だけで20%以上を占めているのでとてもすごいなと思いました。GAFAMの割合が高くなりました。しかしアマゾンは決算が良くなかったため保有割合を多少下げています。またジョンソンエンドジョンソンが10位以下になってエヌビディアが9位に入ってきましたね。

業種

情報技術 24.10%
金融 13.77%
ヘルスケア 13.64%
消費者循環 11.83%
通信サービス 10.40%
資本財 9.39%
生活必需品 5.77%
不動産 3.59%
エネルギー 2.77%
素材 2.44%
公共事業 2.29%

テクノロジーが20%も占めていてとても割合が高いことが分かります。金融機関もまだまだ強いですね。

最後に

VTIはS&P500と並んで人気の銘柄なので皆さんもポートフォリオに組み入れてみてはいかがですか。

こちらもよかったら見てみてください。

DVY(iシェアーズ 好配当株式 ETF)とは

PFF(iシェアーズ 優先株式&インカム証券ETF)とは

https://www.bloomberg.co.jp/quote/VTI:US
yahoo finance VTI
https://finance.yahoo.com/quote/VTI/holdings?p=VTI

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