HDV(iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF)とは

どうもさむえるです。今回はティッカーシンボルHDVについて見ていきます。

ブラックロックという資産運用会社の商品です。ティッカーシンボルHDVは米国のETFです。

iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETFとも呼ばれます。

資産分類

資産分類は株式です。株式の中でも高配当銘柄が中心です。

設定日

設定日は2011年3月29日です。あまり関係ないですけど東日本大震災のちょうど後ですね。

インデックス

インデックスファンドなので連動する指標があります。それがモーニングスター配当フォーカス指数です。その指標に連動するように設定されています

保有銘柄数

保有銘柄数は75銘柄です。他のETFに比べると少ないですね。しかし、好配当銘柄がこれだけ分散されていると安心できますね。

PER

株価収益率（PER）は26.98倍です。全米株式であるVTIのPERが25.59倍あります。

VTIについてこちらで書いていますので見てみてください。

VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)とは

業種割合や構成銘柄に違いがあるので一概には言えませんがHDVとVTIを比べるとVTIが割安だったのですが最近では逆転してHDVのPERの方が高くなってしまいました。この点からも最近はハイテク銘柄よりもバリュー銘柄の方がアウトパフォーマンスしていることがわかりますね。

PERとはPrice Earnings Ratioの略で、株価が1株当たり純利益（EPS：Earnings Per Share）の何倍まで買われているか、すなわち1株当たり純利益の何倍の値段が付けられているかを見る投資尺度です。現在の株価が企業の利益水準に対して割高か割安かを判断する目安として利用されます。PERの数値は、低いほうが株価は割安と判断されます。なお、1株当たり純利益は当期の予想数値を用いるのが一般的です。

SMBC日興証券　初めてでもわかりやすい用語集

PBR

株価純資産倍率（PBR）は3.75倍です。だいぶ高い水準のように感じます。

PBRとはPrice Book-value Ratioの略で、株価が1株当たり純資産(BPS：Book-value Per Share）の何倍まで買われているか、すなわち1株当たり純資産の何倍の値段が付けられているかを見る投資尺度です。現在の株価が企業の資産価値（解散価値）に対して割高か割安かを判断する目安として利用されます。PBRの数値は、低いほうが割安と判断されます。なお、PBR＝1倍が株価の底値のひとつの目安（株価と資産価値が同じ）とされてきましたが、近年は長い間1倍を下回ったままの銘柄も多くなり、必ずしもPBRの1倍割れだけを底値の判断基準とすることはできなくなっています。

SMBC日興証券　初めてでもわかりやすい用語集より

配当利回り

配金利回りは 3.47%です。VTIの配当利回りが1.5％くらいなのでとても高いですね。

組入上位10銘柄

有名な銘柄が多いですね。情報技術の業種が見られません。

業種

ヘルスケアの割合が高いですね。少し予想外でした。エネルギーや生活必需品の割合が高いのは予想通りですね。上位３業種で約50％を占めています。景気にはあまり影響はないですが、最近は株価は割高傾向なので気をつけないといけませんね。金融が高かったのですが５％まで下落しましたね。他のETFもそうですが金融セクターのポートフォリオの割合が下がっています。

ブラックロック　iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF
https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/239563/ishares-core-high-dividend-etf

SMBC日興証券　初めてでもわかりやすい用語集/PER

https://www.smbcnikko.co.jp/terms/eng/p/E0025.html

SMBC日興証券　初めてでもわかりやすい用語集/PBR

https://www.smbcnikko.co.jp/terms/eng/p/E0024.html