どうもさむえるです。先日、マルチ商法のセミナーに行ったときこんなあり得ない話でも信じてしまう人は信じてしまうのかと思ってしまいました。
どんな話だったかというと「我々の提供する学習プラットフォームで学べば為替や株式のトレードで月利５％、年利にすると６０％の利益を出すことができるようになるスキルを身に着けることができる。」といったような内容でした。
私は不可能な話ではないが難しいしマイナスになる可能性について触れていなかったのでそこはだめだなと思いました。みなさんトレードで儲けることが結局できなくてお金の余裕がなくなったことと元を取らないといけないという考えでマルチ商法の勧誘を始めてしまうのかなと思いました。
私も大学生の時に仮想通貨のトレードをしていたのでよく分かりますが最初のうちは金額も少なくて意外と稼げたりするのですが取引金額の桁が上がると取引板が分厚くなって買ってくれない場合があるので気をつけないといけません。
この話は仮想通貨限定なので為替や株式だと取引金額が多くても取引できるかもしれませんがボラティリティが激しくないのであまり稼ぐことができないなど難しいと思います。レバレッジは追証、強制ロスカットで自分がまだ売りたくないタイミングでも売らないといけないので現物取引しかやっていません。
講座で半年くらいトレードについて学んだくらいで月利５%も稼げるようになるとは思いません。トレードは技術だけでなくマイナスになった時のメンタルも重要なので実践経験もない状態で儲けられるほどトレードの世界は甘くないと思います。
会社員として働いているならトレードはせずに長期保有するのが一番だと思います。大学生の時にトレードしていて思ったのは働きながらトレードするのは難しいということでした。場合によっては一瞬の判断力が求められる時もあります。その時に仕事終わりで頭がつかれていたら正常な判断はできません。また、日本株なら会社員として働いている時間に市場が開かれているので取引できないし米国株も夜中に起きてトレードしなければならないことを考えるとおすすめできないです。為替も24時間開いていますがトレードが活発になる時間が日本株や米国株、ヨーロッパ株が活発になる時間と酷似しています。そういう意味ではヨーロッパの市場が開いている時間はちょうど仕事も終わってトレードするには良い時間だといえますね。トレードに集中しすぎて本業がおろそかになってしまうのが一番よくないことだと思います。もしトレードするのであれば本業をしっかりこなしたうえで頑張ってください。
結論を言うと月利５％は長年も経験ないと難しいので騙されないでください。しかし、お金と心の余裕がないと一攫千金を狙って騙される可能性が高いのでお金と心に余裕が持つことが重要になります。そのために生活防衛資金について常に考えておくこととしっかり時間をかけて勉強することが大事だということです。勉強を何年間も続ければ本当に月利５％を達成できる可能性もあるので諦めないことが大事ですね。