書評

これからギグ・エコノミーの時代がくるのか

どうもさむえるです。今回は著書ギグ・エコノミー 人生100年時代を幸せに暮らす最強の働き方という本を読んだので書評というのか感想というのか書いていこうと思います。

 

上記の本です。私自身もギグ・エコノミー時代が近い未来に主流になるだろうなと思っていました。理由は2つあって1つ目は従業員として働いている時に忙しい時期と暇な時期があって1年中従業員を養っていくというのはとてもしんどいことなのではないかと思ってるからです。企業側としては忙しい時期に人手を手厚くして暇は時には必要最低限の人数にすることと外注することによって一番人件費がかからなくて利益が残ると思っているからです。そこで一番のネックなのが日本の雇用制度ですよね。日本は一度雇用してしまうと企業側からだとなかなか解雇することができないので上記のような労働力の使い方ができないのです。この先、日本の雇用制度が変わらない以上は、労働力を雇うのではなく個人事業主、フリーランスの取引先として契約する方が企業としてのコストパフォーマンスが高くなると思うからです。

 

2つ目の理由は、そもそも人口が減少していく日本の雇用の維持が難しいのではないかと思っているからです。これから正社員がどんどん減っていき、非正規雇用やフリーランスが増えていくのではないかと思いました。また、非正規雇用に対する責任もどんどん増えていくと確信しています。

これからは正社員というステータスが当たり前ではなくなるのかなとも思っています。私がスウェーデンに旅行に行ったときに出会った男性は3つの仕事を掛け持ちしていました。当時大学を卒業したら正社員になって働くと漠然と思っていた私にとっては価値観が変わるくらい衝撃的でした。日本もこのようなスタイルが主流になっていくのだろうなと確信しました。

 

このような価値観を持っていた私がこの本を読んで感じたことは企業に雇われていなくても稼げようにスキルを身につけなければならないと思いました。この本はアメリカで書かれた本の日本語訳ですが近いうちに日本でもそのようなシステムに移行していくのだろうなと思っています。

 

この本を読んで面白いなと思った部分は休みをしっかりと取ろうということが章立てして書かれていたことです。休みというのもしっかりと1              週間内に1日や2日の休みを取ろうとことではなくて1ヶ月単位での休みを取ろうとことが書かれている。私も海外旅行が趣味なのでこのような生き方にはあこがれています。私が将来フリーランスとして独立することになったらしっかりと休みを取って海外旅行に行けるようになりたいです。そのためにもスキルを頑張って身に着けたいなと思いました。

 

正直最初この本を手に取ったときは読もうか迷ったけれど読んでよかったです。改めて考えさせられる内容でした。そもそもギグ・エコノミーという言葉を知らない人や今や将来が不安な人はこういう考え方もあるので読んでみてはいかがでしょうか。

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