どうもさむえるです。今回は天然ガスの需給と価格について書いていこうと思います。最近はウクライナとロシアのことがあり欧州での天然ガスの供給が心配されていますね。中国も石炭比率が高かったですが石炭の比率を落として天然ガスの比率を上げていますね。このような需要と供給について把握していないといけないと思うので読んでみてください。今回も「トコトンやさしい天然ガスの本」監修:藤田和男 編著:島村常男、井原博之、佐々木詔雄、本村真澄の書籍を参考にしました。よかったら読んでみてください。
天然ガスでは、石油のように国際エネルギー機関(IEA)が毎月世界の石油需給状態を発表するというような体制が整備されているとは必ずしも言えません。しかし、毎年発行されるBP統計(BP Statistical Reveiw of World Energy)によると石炭の消費が減少し、天然ガスと再生可能エネルギーの消費が増えている状況です。
元々天然ガスの消費は、米国の国内陸上のガス田等の周辺から発達し、欧州では、オランダ、北海、ロシア、及び北アフリカからの輸入を中心とし、日本や韓国をはじめとする極東市場では、中東や東南アジア、豪州からのLNG輸入により発達してきたというように、それぞれの地域の市場の発達経緯や性格が異なっているため、世界規模の市場というのが石油に比べて未発達な状況なのです。そのため天然ガス価格の主な決定方法については地域によって違いがあります。
欧州大陸やアジアの大部分の国では、概ね長期契約が主流で、その価格は石油と連動する、という考え方のもと、原油や灯軽油、重油の価格に総じて追随します。これに対して米国や英国では、短期的取引(いわゆるスポット取引)先物市場が発達しており天然ガスの需給自体で価格が決定されています。
また、天然ガス価格に影響を与える要因として、冬場や夏場の気温の高低(夏場はガス火力発電所向けのガス需要に影響する)の他、天然ガス在庫量(地下貯蔵量)の増減、天然ガスの生産量の増減とその予想(シェールガスの開発状況、ガス田やガスパイプライン事故)、ハリケーンの米国メキシコ湾(天然ガスの一大生産地域への来襲状況)といったものがあります。今は冬で寒いの消費電力も多くなっていますね。手を洗うときも温水にしていると思うので天然ガスの消費量も多くなっていますね。
私は今まで天然ガスについてあまりよくわからなかったのですが、天然ガスについて知ることができてよかったです。これから石炭の需要が減っていくなかで天然ガスの需要はどんどん増えていくのでこれからも天然ガスについての勉強は続けていこうと思います。また、石油もこれから勉強していこうと思います。そして、米国株のエネルギーセクターのシェブロンやエクソンモービルを試しに買ってみようと思います。