QQQとは

どうもさむえるです。今回はティッカーシンボルQQQについて見ていきます。

インベスコという資産運用会社の商品です。ティッカーシンボルQQQは米国のETFです。

インベスコQQQトラスト・シリーズ1とも呼ばれます。

資産分類

資産分類は株式です。アメリカのナスダックというハイテク企業が多く上場している市場の上位１００社を扱っています。

設定日

設定日は1999年3月10日です。20年以上経っていますね。

インデックス

インデックスファンドなので連動する指標があります。それがナスダック100指数です。その指標に連動するように設定されています。

保有銘柄数

保有銘柄数は100銘柄です。銘柄の分散という意味では弱いですがそれ以上にS＆P500指数やダウ工業指数よりも上昇する可能性を秘めていますね。

PER

株価収益率（PER）は33.89倍です。全米株式であるVTIのPERが25.59倍あります。

VTIについてこちらで書いていますので見てみてください。

VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)とは

QQQはハイテク企業の組入比率が高いのでPERも高くなりがちですね。今のような金利が大幅に上がっていく場面では下落しやすい環境と言えますね。

PERとはPrice Earnings Ratioの略で、株価が1株当たり純利益（EPS：Earnings Per Share）の何倍まで買われているか、すなわち1株当たり純利益の何倍の値段が付けられているかを見る投資尺度です。現在の株価が企業の利益水準に対して割高か割安かを判断する目安として利用されます。PERの数値は、低いほうが株価は割安と判断されます。なお、1株当たり純利益は当期の予想数値を用いるのが一般的です。

SMBC日興証券　初めてでもわかりやすい用語集

PBR

株価純資産倍率（PBR）は8.93倍です。こちらもハイテク株の組入比率が多いので高くなる傾向がありますね。

PBRとはPrice Book-value Ratioの略で、株価が1株当たり純資産(BPS：Book-value Per Share）の何倍まで買われているか、すなわち1株当たり純資産の何倍の値段が付けられているかを見る投資尺度です。現在の株価が企業の資産価値（解散価値）に対して割高か割安かを判断する目安として利用されます。PBRの数値は、低いほうが割安と判断されます。なお、PBR＝1倍が株価の底値のひとつの目安（株価と資産価値が同じ）とされてきましたが、近年は長い間1倍を下回ったままの銘柄も多くなり、必ずしもPBRの1倍割れだけを底値の判断基準とすることはできなくなっています。

SMBC日興証券　初めてでもわかりやすい用語集より

配当利回り

配金利回りは 0.46%です。配当金を出さない企業が多いので0.46%も出ているだけでもすごいなと思いました。

組入上位10銘柄

有名な銘柄が多いですね。アップルとマイクロソフトだけで２０％以上も占めていて、GAFAMだけで４０％以上も占められています。分散効果は薄いですが私はむしろ安心することができると思いました。

業種

ハイテク企業の集まりなので情報技術のセクターだけで５０％くらいを占めていますね。上昇相場では市場平均をアウトパフォームするので持っておきたいところですね。逆に今のような下げている局面では株価が下がっていますね。しかし、考え方によっては仕込み時なのかもしれません。私は今石油株を中心に買っているのでQQQを買うならもう少し後になりそうです。

QQQは優良な企業の集まりなので投資環境が良くなったみなさんもぜひ買ってみてください。ちなみにナスダック１００指数にレバレッジをかけるレバナスが人気になっていますが私はレバナスはやっていません。ボラティリティが激しいのでレバナスに投資するのであればリスク許容度の範囲内でやってみてください。

参考文献

yahoo finance QQQ

https://finance.yahoo.com/quote/QQQ?p=QQQ&.tsrc=fin-src

Boolmberg Markets QQQ

https://www.bloomberg.co.jp/quote/QQQ:US

SMBC日興証券　初めてでもわかりやすい用語集/PER

https://www.smbcnikko.co.jp/terms/eng/p/E0025.html

SMBC日興証券　初めてでもわかりやすい用語集/PBR

https://www.smbcnikko.co.jp/terms/eng/p/E0024.html